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鳥取市で3月18日、男女共同参画講演会が開かれました。詩人で社会学者の水無田気流さんが講演し、男性の抱える「仕事人間」、女性の抱える「良い母親」という二つの問題の解決を訴えました。
水無田さんは、女性の生きづらさの背景に、日本社会が求める―女性への家庭内労働の当然視▽世界が驚く家事・育児の水準の高さ▽男性の家計を支える強い責任感―があると指摘。これらの文化規範が、男性を「仕事」と「職場」に閉じ込めて家庭と地域から切り離し、女性を過度な家事・育児に縛り付けて「仕事」と「職場」から遠ざけ、女性に負担を強い、自由な時間を奪っているとのべました。