【4月16日付】米子市長選挙決起集会 福住候補・住民主人公へ転換

 米子市長選挙で、「市民が主人公・米子まちづくりの会」は7日、福住ひでゆき予定候補の決起集会を開き、約70人が参加しました。


 「まちづくりの会」の大谷輝子代表は、安倍政権が戦争できる国づくりのため、安保法制=戦争法を成立させ、教育勅語を道徳に取り入れ、共謀罪を成立させようとしていると指摘。平和、民主主義、福祉を削減し国民生活を脅かす安倍政権から市民を守るための市長が必要だと強調し、県による産廃の押し付けを跳ね返すためにも、福住予定候補の当選をと訴えました。


 新日本婦人の会米子支部の柳瀬和子支部長、「大山ふもとの自然環境と米子の水を守る会」の山根一典代表、「STOP! 空中給油機 市民の会」の高山壽久共同代表、「美しい中海を守る住民会議」の門脇英隆代表、共産党西部地区委員会の平井一隆委員長が、福住候補への期待を表明し、当選させようと訴えました。


 新婦人の柳瀬支部長は、収入は年金のみだとして、年金給付の削減、国保・介護保険料の増、食料費の増、冠婚葬祭費の増で、どこを削るのかと告発。子育て世帯支援として福住候補の給食無料化に期待を寄せました。


 「水を守る会」の山根代表は、米子市長は「産廃を受け入れるかどうかは住民しだい」と、県の押し付けに対して住民を擁護せず、無責任だとして、明確に反対する福住候補しかないとのべました。


 「空中給油機反対の会」の高山共同代表は、外交・防衛は国の専権事項というのでは、市民の命と安全は守れないと指摘し、住民が主人公の市政へ転換を訴えました。


 中海住民会議の門脇英隆代表は、農水省は1千億円かけて淡水化・干陸事業で中海を壊したが、放置したまま逃げたと告発し、国の責任で再生するべきだと主張。「原発、産廃、中海と、企業の金もうけを応援する政治の流れを止めなければならない」と呼びかけました。


 共産党の平井委員長は、後期高齢者医療保険料は何倍にもなり、介護保険料は3割負担、国言いなりでは市民生活が持たないと指摘し、空中給油機配備による美保基地の海外派兵基地化、島根原発再稼働、淀江産廃処分場建設への反対など、市民を守れるのは福住予定候補だと強調し、支援を呼びかけました。