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鳥取市の空山ポニー牧場で4月22、23の両日、地球と環境について考える統一行動・アースデイ空山が開かれました。空山での開催は今年で10回目です。
アースデイは、市民らが地球環境を考える世界最大級のフェスティバル。オーガニック素材の食事や雑貨の出店、ポニーの乗馬などが取り組まれました。
市民エネルギーとっとりの手塚智子代表は、市民発電所5号機が完成したことを紹介。1号機から5号機までの設備容量の合計は約380㌔㍗です。県の土地や施設、学校、県畜産農協の屋根、ポニー牧場の馬坊屋根などを借りて太陽光パネルを設置しました。
手塚氏は、自然エネルギー普及の妨げになっているのが、電力会社が送電線を敷設しないことだと指摘し、国民が電気代で負担するので、その気になれば敷設できるとのべ、電力会社の姿勢を批判。さらに、自分たちで送電線を敷設する事業は現在も行われており、補助金が付く見込みだとのべました。
二酸化炭素排出量削減のためにも自然エネルギーの開発と節約は必要だと指摘し、自然エネルギー導入に取り組む地元電力会社を使うことで技術、人材が育成され、仕事と雇用が生まれ、お金が循環すると強調しました。