【5月7日付】鳥取民医連が受診手遅れで死亡事例を発表 死亡原因はがん3人・糖尿病1人

 鳥取県民主医療機関連合会は4月12日、2016年の1年間に、加盟2病院、6診療所を受診した患者で、国保料が払えずに無保険状態になるなどで、必要な医療を受けられずに手遅れの状態で受診し、死亡した患者が4人いたと発表しました。


 渡辺友範事務局長によると、死亡原因はがん3人、糖尿病1人、性別は男性3人、女性1人、年齢は50代3人、60代1人でした。


 2007年からの10年間では、15人の死亡者があり、死亡原因はがん9人、糖尿病5人、その他1人、性別は男性11人、女性4人、年齢は50代8人、60代6人、70代1人、職業は無職6人、年金受給者3人、自営業者3人、非正規雇用2人、正規雇用1人でした。


 渡辺事務局長は「低所得のために保険料が払えず、無保険、資格証明書、短期保険証などになり、保険が切れるといったん全額負担となるため、医療にかかれません。保険料を完納していても窓口負担が高くて払えないことも原因です」として、無料低額診療事業の取り組みを紹介。しかし、院外薬局の薬代が対象外のため、抗がん剤治療を避けるなどの例もあるとして、薬代も対象にすることや国保法44条による窓口負担の減免を実現するよう訴えました。