【5月14日付】鳥取県革新懇学校 希望を届ける統一戦線を

 鳥取県革新懇は4月22日、鳥取市で革新懇学校を開きました。全国革新懇事務室の増村耕太郎氏が講演し、野党と市民の共闘という統一戦線を発展させ、「政治は変えられるという希望を届けることが大事だ」と強調しました。


 増村氏は、トランプ米大統領が北朝鮮への武力行使を示唆する問題で、安倍首相が賛同したことに対し、戦争になったら取り返しがつかないとして、日本政府の姿勢を武力ではなく、外交努力で核兵器とミサイルを放棄させる方向に転換させることが焦眉の課題だと訴えました。


 安倍政権の支持率の高さについて「国民をだます虚構の政治でその場しのぎを続けている。時間をかけた議論には耐えられず、うそが露呈してしまうが、野党に魅力がないと見られていることが大きな要因だ」と指摘。「野党が政治を転換する明確な旗を掲げ、本気で共闘するならば勝利が可能だ」と力説しました。


 県革新懇世話人の長谷川稔県議(無所属)は「毎週、倉吉駅前で安保法制反対を訴えている市民らが、野党は一緒にやってほしいと願っている」として、野党共闘への期待を表明しました。


 参加者は、沖縄への連帯や「共謀罪」反対などの活動を交流しました。