【5月21日付】鳥取・米子市で金曜日行動 プルトニウム使用の高浜原発再稼働反対

 鳥取県で12日、脱原発金曜日行動が取り組まれました。JR鳥取駅北口では6人が参加しました。中電米子営業所前のポケットパークでは、「原発ゼロで子どもの健康と未来を守れ」と訴えました。


 鳥取駅前では、間近に迫った高浜原発4号機の再稼働に反対するニュースを配り、以下の内容を訴えました。


 4号機は2016年2月に再稼働、3日後、送電時のトラブルで緊急停止。今年1月20日は、隣接する2号機が耐用年数を延ばす工事中に100㍍のクレーンのアームが強風によって倒れ、原子炉補助建屋と燃料取り扱い建屋の一部が破損する事故が起きています。暴風警報時のマニュアル通りの対応をせず、関西電力の安全軽視の体質を露呈しました。


 一部が30㌔圏内に入る滋賀県は再稼働反対を表明しています。


 原子炉には、157体の核燃料が入っており、うち4対はMOX燃料です。


 ウランの20万倍の毒性を持つプルトニウムを燃料に使用することには危険性があり、使用済み燃料を冷やすのに数十年かかります(ウランの場合は数年ですむ)。MOX燃料を使用するプルサーマル発電は、経済性がなく、日本のプルトニウム47㌧の保有の不当性を隠すものだとの疑念がありますした。