【6月11日付】鳥取・米子市で金曜日行動 米国で原発からの撤退づづく

 鳥取県で2日、脱原発金曜日行動が取り組まれました。JR鳥取駅北口では8人が参加しました。


 中電米子営業所前のポケットパークでは、石橋佳枝さんが「昨夜、中電主催の島根原発1号機廃炉計画説明会があった。私は、最終処分場で地中300㍍以深に高レベル廃棄物を埋める地層処分は危ないと、検討し直しをすべきと質問。この計画に賛成の意見はほぼなし。2号機の新基準審査についても、さらに綿密な活断層調査を求める声もあった」と報告しました。


 鳥取駅前ではニュースを配り、米国で次々と原発が閉鎖していることを紹介しました。米電力大手エクセロン社がスリーマイル島原発を2019年に閉鎖すると発表。シェールガスなどの価格が下がり、競争力が低下し、採算にあわないことが原因とみられます。


 米国では数カ所で原発が建設中ですが、大幅な予算超過に苦しみ、一方で閉鎖する原発は相次いでいます。100機が稼働中も、ニューヨーク州のクオモ知事がニューヨーク市近郊のインディアンポイント原発を21年に閉鎖すると発表。13年から6機の原発が閉鎖(あるいは閉鎖予定)で、今後5年間で5機が廃炉となります。