鳥取県で9日、脱原発金曜日行動が取り組まれました。JR鳥取駅北口では6人が参加しました。
中電米子営業所前のポケットパークでは、石橋佳枝さんが「島根原発1号機の廃炉計画は核燃料サイクル(再処理でプルトニウムなどを取り出してMOX燃料に再利用)と一体でより危険な高レベル廃棄物を生みだす。その廃棄物の地層処分は危ない」と訴えました。
鳥取駅前ではニュースを配り、福井県の原発に事故が起きれば、陸側に北風が吹く関西地方は壊滅するとして以下のように警告しました。
関西電力の高浜原発3号機が再稼働し、全国では川内1、2号機、伊方3号機、高浜4号機と合わせて5機が稼働しています。
福井県知事と高浜町長の同意だけで再稼働が決められましたが、京都府の自治体では、事故が起きれば京都府北部は「帰宅困難区域」になり、琵琶湖が汚染されるが、京都府には住民説明会さえされていないと批判の声を上げています。
3、4号機のMOX燃料はウラン燃料用の原子炉での使用は危険(温度が上昇しやすく炉心溶融までの時間が短い。炉内でできるプルトニウムとちがって偏在している。再処理工場は原発1年分の放射線を1日で出す)であり、使用済み燃料を再処理する技術も確立しておらず、燃料プールも満杯に近づいています。