【6月18日付】鳥取市で共産党が宣伝 内心の自由侵す時代に逆戻り

 日本共産党鳥取県東・中部地区委員会は9日、JR鳥取駅北口で「共謀罪」法案の廃案を求めてスタンディングとリレートークをしました。


 日本共産党のつかだなるゆき衆院1区予定候補は「法案が通れば内心の自由を侵す時代に逆戻りする。2人以上で法に触れることを話し合えば罪に問われる。上司の悪口も言えない。政府は国際条約を締結することが唯一の目的だと言うが、この条約はテロを取り締まるものではなく、法案にはテロの一文字もなかった。安倍政権は加計学園問題でも真実を隠し、告発者を個人攻撃するなど自分の都合で権力を動かしている。こうした政権にプライバシー権を侵害する共謀罪を与えてはならない」と強調しました。


 岩永安子市議は「戦後72年間、憲法9条があったために自衛隊員は一人も死ぬことも、殺すことなかった。安倍首相は5月3日にオリンピックの2020年までに、9条に自衛隊を明記する憲法『改正』をしたいと表明した。9条で日本は戦争しない、戦力は持たないと誓った。9条に自衛権(集団的自衛権)を持つ自衛隊を入れたら、自衛隊が武器を持って戦地に行くことになる。憲法改悪反対の運動を抑えるための共謀罪だ」と批判しました。