【7月2日付】鳥取市で大平喜衆院議員が街頭演説 憲法違反の「共謀罪」法は廃止に

 日本共産党の大平喜信衆院議員は6月17日、鳥取県入りし、つかだなるゆき衆院1区予定候補とともにJR鳥取駅北口とJR倉吉駅南口で演説しました。


 大平氏は、「共謀罪」法を強行した安倍政権を「法務委員会の審議、採決を封じる禁じ手を使った」と批判。「共謀罪」法は、警察が市民の内心を探るために電話やメール、ラインを盗聴、盗撮する監視社会をもたらすと警告しました。


 「一般人は対象にならない」はウソであり、金田法務大臣の「環境や人権保護の団体が隠れみのと判断すれば処罰の対象となる。団体の目的が一変すれば組織的犯罪集団になる。その周辺者も処罰の対象となる」との答弁をあげ、警察が判断すれば捜査の対象となると指摘。「内心を処罰対象にする憲法違反の法律は廃止に追い込もう」と呼びかけました。


 加計学園問題でも、文部科学省の文書は本物だったとして、真相解明のために徹底追及したいと表明しました。


 憲法9条に自衛隊を明記する安倍首相の改憲表明を批判し、集団的自衛権を制限する歯止めがなくなり、自衛隊がアメリカとともに海外で武力行使する軍隊になると警告しました。


 来るべき衆院選で2議席に倍増させてほしいと呼びかけました。


 つかだ氏は、強行採決は加計問題で追い込まれた末の暴挙だとして、総選挙で野党と市民の共闘を成功させ、共産党を躍進させ、安倍暴走政治を続ける自公と維新を少数に追い込もうと呼びかけました。


 加計問題に怒っているという男性(59)は大平氏と握手し、「安倍首相自身が加計氏は大口のスポンサーだと言っている。ぜひお金の流れを解明してほしい」と求めました。