【9月17日付】鳥取・米子市で金曜日行動 未来を支えるのは原発じゃない

 鳥取県で8日、原発なくせの金曜日行動が取り組まれました。JR鳥取駅北口では9人が参加。中国電力米子営業所前のポケットパークでもスタンディングで訴えました。


 鳥取市では、原発は必要だという初老の男性と討論になりました。男性は「原発がなくなったら電力不足になり、日本の経済は立ち行かなくなる」として原発の必要性を主張しました。


 「原発は必要か」「原発がなければ電力は賄えないか」をいっしょに考えることになりました。


 参加者が「原発なしでも電力は賄える。2年間原発なしで日本経済は回ってきた。省エネがすすんでいる(電力消費が2010年→15年で13%減少)。原発は安全性確保のために建設費がかさみ、コストの高い発電になっており(コアキャッチャー設置など安全対策で建設費が倍になる)、東芝も1兆円の負債で破綻した。太陽光などの自然エネルギーは普及に伴いコストダウンしている。ドイツは2020年に原発を廃止し、自然エネルギーで賄えるところまで来ている(瞬間的に全電力消費量の95%を発電)。ウランも100年、石炭も200年しかもたない」などと話すと、男性も納得した様子でした。