【8月20日付】鳥取市でナガサキの日行動 日本政府は核兵器禁止条約締結を

 鳥取市原水協は長崎原爆の日の9日、JR鳥取駅北口で宣伝し、「ヒバクシャ国際署名」への協力を呼びかけました。33人が参加し、91人分の署名が集まりました。


 日本共産党の角谷敏男鳥取市議は「原爆によってその年の内に広島で14万人、長崎で7万人が亡くなった。世界には1万5千発の核兵器がある。国連で7月、122カ国が賛成して核兵器禁止条約が採択された。各国政府の条約への姿勢が問われる。

 

戦争被爆国である日本政府が締結しないのは、被爆者、国民の願いに背を向けるものだ」とのべ、国際署名を広げ、政府に条約締結を迫ろうと呼びかけました。


 横浜市から息子(12)と旅行に来ていた栗田房子さん(47)は署名し、「広島の原爆資料館にも行きました。親御さんのことを思うと切なくなります。子どもたちに同じ思いをさせたくありません」と話していました。