【9月3日付】JA鳥取中央常務と垣内候補懇談 農協「解体」では生活基盤が崩れる

 日本共産党の垣内京美衆院中国比例予定候補、つかだなるゆき衆院鳥取1区予定候補は8月10日、倉吉市のJA鳥取中央を訪れ、河野正人常務と懇談しました。市谷知子県議、佐藤博英市議が同席しました。


 垣内氏は、国との交渉を控えており、要望を聞かせてほしいとのべました。


 河野常務は、昨年10月の中部地震による水田の水漏れについて、水を入れて初めてわかるため、国の復旧事業の対象になる期限(発災から30日)を過ぎたとし、支援制度を求めました。
 また、本所6500万円、大栄支所7000万円の修繕費に支援がないため、直せずに放置していると現状を語りました。


 豪雪被害では、ビニールハウスやブドウの木が被害にあったが、木には補助が出ないとのべました。


 さらに、卸売市場の全量買い取りの廃止(ブランド品優先、小生産者の排除)、農協からの准組合員の締め出し(JAバンク・共済の利用規制)、収入保険制度の導入(青色申告で個人・法人が記帳し、平均収入の9割を下回った額の9割を補てん)などの問題点をあげ、農協弱体化政策だと強調しました。


 市谷氏は「准組合員も農村の構成員であり、准組合員を抜いては生活基盤が維持できない」と指摘しました。垣内氏は、現場の声を届け、国と交渉したいと応じました。