【10月8日付】ヒバクシャ国際署名推進の会が会見 県内自治体の全ての首長が署名

「ヒバクシャ国際署名をすすめる鳥取県民の会」は9月26日、県庁で記者会見を開き、25日までに県内自治体の全ての首長が署名したことを報告しました。


 同会事務局担当の県原爆被害者協議会の石川行弘事務局長、県原水協の太田忠誠事務局長、県生協連の松軒浩史会長が出席しました。


 太田氏は「5月31日に平井伸治知事が署名して以来、会の働きかけによって市町村長が次々と署名した。全首長が署名したのは初めて。長野県、香川県に続いて3番目だと承知している」とのべ、これをはずみに県民への署名を広げたいと話しました。


 石川氏は、5月24日に結成以降、約2万4千人分の署名が集まっていると報告。現在は、17の協力団体の取り組み状況を把握していないので、直接面談して訴えることもしたいとのべました。


 さらに、署名の意義について「核兵器禁止条約を推進する力になる。2020年のNPT(核不拡散条約)再検討会議まで取り組み、日本政府と核保有国に禁止条約の締結を迫りたい」と強調しました。