【10月8日付】鳥取市の安保法制廃止末恒の会が野党共闘申し入れ 民進、共産、社民などに要望

 鳥取市の「安保法制を廃止し立憲主義をとり戻す末恒の会」は9月25日、鳥取県議会を訪れ、民進党、日本共産党の両党に総選挙を野党共闘でたたかうよう申し入れました。社民党、新社会党には要請書を届けました。


 田中久大会長ら5人が民進党の森雅幹県議(政調会長)、共産党の錦織陽子県議とそれぞれ面談しました。


 田中会長は、安倍首相が森友・加計疑惑隠しの大義なき臨時国会冒頭解散を強行しようとしているとして、安倍政権を倒すチャンスであり、勝利の必須条件である野党共闘でたたかってほしいと要請しました。


 野党4党は、安保法制の廃止、アベノミクスによる格差と貧困の是正、強権政治に反対、安倍政権のもとでの憲法改悪に反対など4項目で合意しており、早急に野党間で協議をすすめ、共通政策を練り上げ、本格的な相互協力・支援体制を築くよう求めました。


 民進党の森県議は「(共闘の)やり方はいろいろある。(民進党は)2区は決まっているが、1区は決まっていない。中央と調整しながら、1本化ができたらいいなと思う」と応えました。


 その後、民進党は壊党、希望の党に吸収され、2区の民進党候補だった湯原俊二氏は希望の党に公認申請しました。野党共闘は、民進党を除き、社民党などとすすめることになりました。