【1月1日付】仁比聡平参院議員 2018年新春、あけましておめでとうございます。

 早いもので、みなさんの力で押し上げて頂いた参議院議員2期目の任期もあと1年半。来年7月が次の選挙です。日本共産党は、先の総選挙で悔しい後退を喫しましたが、野党共闘の分断と逆流をゆるさず、いま共闘再構築へ重要な役割を果たしています。2019年参院選はいっせい地方選挙と連続する一大決戦。私は、西日本17県のみなさんと力を合わせて必ず勝利し、中国・四国・九州・沖縄から、安倍政権退場の審判をくだし希望ある日本の進路を切り開くために、全力を尽くして闘い抜く決意です。


  前回2013年参院選は、復活した安倍政権の暴走を「止められるのは共産党しかない」と新たな躍進をかちとった選挙でした。私は、共産党が9年ぶりに取り戻した議院運営委員会理事として「共産党をのぞく」国会運営を過去のものとし、ブラック企業規制法案をはじめ議案提案権で政治を動かすとともに、徹底した国会質問で、秘密法、戦争法、共謀罪など「戦争する国づくり」、辺野古新基地やオスプレイ配備、低空飛行など基地強化を強行する安倍政権に真正面から立ち向かってきました。


  同時に、西日本各地の住民運動や弁護士、地方議員の仲間たちと力を合わせて、熊本地震や広島・九州北部豪雨、原発問題や原爆「黒い雨」、有明海再生、水俣病、B型肝炎、建設アスベスト、性暴力の根絶など、苦難の打開に全力で取り組んできました。


  党派を超えた運動のひろがりが世論を動かし、安倍政権のたくらみを思うようにさせないでいます。こうした共同の力をさらにひろげ、今度こそ選挙で勝利する「本気の共闘」を結集するために、誠実に取り組んでいきたいと思います。


  政治と国民生活が、平和・民主・人権の憲法からかけ離れている。そこにこそ最大の憲法問題があります。憲法を暮らしに生かす政治へ。草の根からみなさんと力を合わせて、いっそう元気に頑張ります。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。