【1月14日付】鳥取県議会で市谷県議質問 パワハラ問題などただ

 日本共産党の市谷知子、錦織陽子の両県議は12月14日の県議会で一般質問しました。


 市谷氏は、パワハラ問題などを質問しました。


 市谷氏は、県の非常勤職員の男性が上司などから「機械も人を選ぶ」「あいつはばかだから」などと言われ、退職した問題で、本人への謝罪とパワハラ防止研修を求めました。


 県側はパワハラではないとしながら、研修などに取り組むとしました。県はこの日までに、人格、存在、役割を否定する言動をしないよう求める旨の通知を各部局に出しています。


 市谷氏は、鹿野かちみ園(重度知的障害者など)、鹿野第二かちみ園(強度行動障害者を含む)、皆生尚寿苑(養護老人ホーム)を来年夏までに民間譲渡する検討の中止を求め、「民間業者がやめない保障はない。利用者や家族の声を聞くべきだ」と追及しました。


 県側は「民間譲渡の検討をして一定の方向が出たら説明会を開く。廃止、休止前の県との協議を譲渡条件にする」と答えました。


 市谷氏は、東部で16万㌔㍗と4万㌔㍗、西部で16万㌔㍗の風力発電事業が計画されている問題で県として反対するよう求めました。


 県側は「環境影響調査で環境への影響を低減できなければ、事業廃止も含めて検討するよう事業者に返した」と答えました。