【2月4日付】境港市議選で共産党が現有2議席確保 安田・長尾両氏が無投票で当選

 鳥取県境港市議選(定数16)が1月28日告示され、定数と同数の立候補のため、無投票となりました。日本共産党の安田共子(46)=現=、長尾達也(70)=新=の両氏が当選し、現有2議席を確保しました。


 広域の大型焼却施設建設計画に対し、米子クリーンセンターへの受け入れを提案し、中止させた実績のある定岡敏行市議は勇退しました。


 

鳥取県境港市議選(定数16)が1月28日告示され、定数と同数の立候補のため、無投票となりました。日本共産党の安田共子(46)=現=、長尾達也(70)=新=の両氏が当選し、現有2議席を確保しました。


 広域の大型焼却施設建設計画に対し、米子クリーンセンターへの受け入れを提案し、中止させた実績のある定岡敏行市議は勇退しました。


 党市議団はこれまで、一般会計からの繰り入れで国保税の値上げを抑制▽高卒までの医療費助成の拡大▽保育料3人目以降の無料化▽市福祉課による無料の学習支援(毎週土曜日、月1回は食事付き)▽安定ヨウ素剤の事前配布(準備中)▽就学援助費の増額と支給時期の前倒し(来年度から)▽熱中症指標計の全小中学校配置▽住宅耐震補助の充実▽ごみ減量化(生ごみや使用済み紙おむつの資源化)―などを提案し、実現してきました。


 両候補は公約として、子育て支援「三つの0」(子どもの医療費、学校給食費、保育料の無料化)▽子どもの貧困実態調査と対策▽住宅リフォーム助成制度の創設▽耐震シェルターと防災ベッド助成▽学校通学費、若者の住宅費助成▽精神障害者の身体疾患治療費助成▽島根原発2号機の再稼働反対―などを訴えました。


 議会構成は次の通り。( )内は前回です。


 共2(2)自3(1)公2(2)社1(0)民0(1)無8(10)、議席占有率12・50%(同)