【4月1日付】共産党が防衛局に申し入れ 自衛隊大型ヘリ飛行中止を

 日本共産党鳥取県委員会と西部地区委員会、境港、米子両市議団は3月15日、重さ3147のカーゴドアを落下させた大型輸送ヘリCH47Jの飛行即時中止と航空自衛隊美保基地への配備中止を中国四国防衛局に申し入れました。


 福住英行県常任委員、安田共子、長尾達也の両境港市議、岡村英治米子市議、石橋よしえ、又野史朗の両米子市議候補が米子市の美保防衛事務所を訪れ、北崎聖生所長に要望しました。


 福住氏は、CH47Jは陸上自衛隊美保分屯地(美保基地内)に27日に2機が配備され、飛行訓練が始まっているとして、「原因が究明されるまでは飛行すべきでない」と強調しました。


 北崎所長は、事故原因は調査中だとしながら「同型機の点検を実施し、異常がないことを確認し、飛行を再開している。事故原因を究明して再発防止に努めたい。カーゴドアは操作で開くが操作はしていなかったと聞いている」とのべました。


 参加者は「カーゴドアは簡単に外れるのか」「飛行前に点検して落ちたのなら、原因が究明されない時点で点検しても、また落ちるのでは」と疑問をぶつけましたが、所長はまともに答えられませんでした。


 さらに、美保基地の飛行訓練ルートの下には保育園、小中学校、高校があるとして、ルートの変更を求めました。
 北崎所長は防衛局に伝えると答えました。