【4月8日付】倉吉市で市民と4野党合同アピール 国民欺く安倍内閣は総辞職を

 安倍内閣の総辞職を求める「市民と4野党合同アピール」が3月31日、JR倉吉駅南口で行われ、約60人が参加しました。市民団体「ふるさと行動」が呼びかけました。


 毎週土曜日夕、JR倉吉駅南口から大型スーパーまで唱歌「故郷」を歌いながら行進する「ふるさと行動」が取り組まれています。


 「ふるさと行動」を呼びかけた三好利幸氏(中部九条の会事務局)は「戦争することのない故郷、原発にたよることのない故郷、それらに逆行する安倍政権を許さないという思いを込めての行動です。今回は安倍内閣の総辞職を求めて4野党に呼びかけました」と経緯を語りました。


 民進党県連の伊藤保代表は「森友問題で政治を私物化し、隠ぺいするために公文書を改ざんする安倍政権の行為は、民主主義を根底から否定する行為だ。真相解明は民主主義を否定する勢力とのたたかいです。ともに頑張ろう」と訴えました。


 日本共産党の佐藤博英倉吉市議は「森友問題で証人喚問に立った佐川前理財局長は、何の証拠も示さずに安倍首相と夫人の関係を否定したが、誰も信じていない。秘密保護法、戦争法、共謀罪とやってきた安倍首相が、今度は9条改憲をやろうとしている。市民と野党の共闘で安倍政権を倒そう」と呼びかけました。


 社民党県連合の米村正一幹事長は「戦争法、森友・佐川問題、みんな怒っている。民主主義、立憲主義破壊の政治に抗議して、繰り返し行動することが大事です。自民党は9条改憲案を決め、国会に出そうとしている。ストップをかけよう」と訴えました。


 新社会党県本部の池田書記次長は「自衛隊を軍隊と認めて憲法を変えよという論調があるが、政府は憲法の解釈で自衛隊は戦力ではないと否定している。憲法を変えたら戦力になる」と指摘しました。


 一市民として参加した中部・九条の会の高多彬臣代表は「戦争の前に殺されるのが真実だ。安倍政権が真実を隠ぺいし、公文書を改ざんして真実を殺すことを許せば、国家が戦争へと突き進むことを止めることはできない。傍観者は加担者でもあります。どうか市民のみなさん、安倍政権にノーの声を上げてください」と呼びかけました。


 福井三千男さん(66)は「お友達に便宜共用を図り、国民を嘘と誤魔化しで欺き、憲法を無視する安倍政権に憲法改正を言う資格はない。改憲阻止の3000万人署名でノーを突き付けよう」と批判しました。