【4月29日付】共産党が美保防衛事務所に申し入れ 原因を徹底究明せよ

 陸上自衛隊のUH‐1多用途ヘリが米子空港(鳥取県境港市)に緊急着陸(3月29日)した問題で、日本共産党鳥取県西部地区委員会は4月6日、中国四国防衛局美保防衛事務所を訪れ、原因究明の徹底と再発防止を申し入れました。


 錦織陽子県議、岡村英治米子市議、石橋よしえ、又野史朗の両米子市議予定候補、安田共子、長尾達也の両境港市議、福住英行党県常任委員が参加しました。


 同ヘリは、島根県隠岐の島町の山林火災の消火活動に向かう途中、機器の不具合を示す警告灯が点灯したため、緊急着陸。油圧系統の配管から作動油が漏れる事故が起きていました。航空自衛隊美保基地は民間航空との共用空港で、民間航空機2便が欠航するなどの影響が出ました。


 参加者は「自衛隊機の事故が相次ぎ、再発防止が言われながら、なぜ事故が繰り返されるのか」「どうして油漏れが起きたのか、原因を究明し、きちんと市民に説明してほしい」などと訴えました。


 応対した行徳賢治所長は「要請については防衛局に伝える」と述べました。