【5月13日付】長尾境港市議が市政報告会 健康寿命を延ばそう

 境港市の日本共産党の長尾達也市議は4月28日、地元の福定町で市政報告会を開きました。25人が参加し、要望や意見を出し合いました。


 長尾氏は「健康づくり行動計画」、国保税の負担軽減、運転免許証の自主返納の促進について質問したとのべ、健康寿命を延ばすことが大事だと強調しました。


 介護予防事業として昨年から始まった「いきいき百歳体操」は、当初の4カ所から23カ所、300人超が参加するまでに広がったとして、中村勝治市長も「取り組みが市全体に広がるようにしたい」と答弁したことを紹介しました。


 市民プールは、松江市が次々と廃止するなかで、市が市民の健康づくりのために欠かせないとして継続し、70歳以上の人、障害者、リハビリに必要と診断された人は無料で利用できると指摘。「1回520円の使用料は高く、60歳以上は無料にするとか、定期券を導入してはどうか」と提案し、市長が検討すると答えたことを紹介しました。


 運転免許の返納は、返納時に「はまるーぷバス」回数券60枚が配られるだけで、日常生活に支障が出るため、高齢者が安心して暮らせる政策の必要性を指摘しました。