【5月30日付】鳥取市で有志が自民党に抗議の手紙 見え透いたウソやめて真実語って

 鳥取市で11日、県民有志が自民党県連を訪れ、徳村純一郎事務局長に抗議の手紙を渡しました。自民党の石破茂元幹事長事務所には国政正常化に向けて自浄能力を発揮するよう要請しました。


 参加した女性(58)は手紙で、安倍政権になってから国民無視の強引な政治が進められる一方で、国民の生活は楽にならず、将来の明るい見通しも立たないと訴えました。


 その上で、森友・加計問題に見る国政私物化、自衛隊の日報隠ぺい、公文書の改ざんと隠ぺい、調査データのねつ造、官僚や大臣のセクハラ発言、官僚の虚偽答弁など目に余る事態が進行していると批判。元首相秘書官・官僚が証人喚問や参考人招致で「見え透いたウソ」をついているとして、真実を明らかにするよう求め、安倍首相は責任を取って辞任すべきだと迫っています。


 新日本婦人の会県本部の田村真弓事務局長は、安倍首相が9条改憲で海外での無制限の武力行使へ踏み出そうとしていると批判。安倍首相は膿を出し切ると言ったが、膿は安倍首相自身だと強調しました。


 抗議を呼びかけた男性(31)は、原発は即時ゼロにして、戦争法は廃止してほしいと訴えました。