【6月10日付】米子市議選が17日告示 3議席回復で安倍政権ノー!生活守ろう

 米子市議選(定数26)が17日告示、24日投票でたたかわれます。28人が立候補する見通しです。日本共産党は岡村英治(65)=現=、石橋よしえ(69)=元=、又野史朗(47)=新=の3氏が現有1議席から3議席回復へ全力をあげています。米子市議選での3議席回復は、市民生活を守るとともに、安倍政権退陣と来年の統一地方選、参院選勝利へ弾みをつけるものです。


 党市議団はこれまで、▽高校生までの子ども医療費助成を実現▽就学援助制度の改善を求め、来年度から入学準備金が3月に支給▽20年来の要望である中学校給食を市民とともに実現▽給食の白バラ牛乳(大山乳牛)が県外産に切り替わったとき、白バラ牛乳に戻すよう行政に働きかけ実現▽学校や保育園のトイレの洋式化を推進▽1人親家庭の小・中学生の学習支援(毎週土曜日)を行う「こども☆みらい塾」を実現▽米子市公会堂の存続運動を支援し、廃館の危機から救って改修し60周年を祝う―など住民要求を取り上げ、地道な活動をしてきました。


 一方で、市は2015年度に介護保険料を14・2%、国保料を9・2%引き上げました。反対したのは共産党ほか数人です。教育予算も16年度に30億円(45・5%)も削減しました。

 

共産党は議会で、同規模40市の中で最低クラスだと指摘し、エアコン設置を提案しました。


 また、市は事業費約60億円の駅南北自由通路事業を推進し、市有地が建設予定地の半分を占める県環境管理事業センターの淀江産廃最終処分場の建設計画に賛成。県内1高いゴミ袋です。同和対策も4市の内、米子市だけが進学奨励金や固定資産税減免を続けています。特別職の期末手当増額に反対したのも共産党を含めた3人だけでした。


 岡村、石橋、又野の3候補は、駅南北自由通路事業を市民と専門家参加のもとで見直し、ため込み金約55億円を活用し、▽国保料1世帯1万円の引き下げ、介護保険の負担軽減と低所得者の減免▽子ども医療費の完全無料化(通院1回530円、入院1日1200円の負担)▽県内1高いゴミ袋代の引き下げ▽淀江産廃最終処分場計画の中止▽美保基地配備の大型ヘリCH47やC2大型輸送機の部品落下などの事故原因の究明。オスプレイに給油可能な新型空中給油機KC46A配備など海外派兵基地化に反対▽島根原発の2号機再稼働、3号機新規稼働に反対し、原発ゼロをめざす―などの政策を訴えています。