【6月10日付】鳥取・米子市で金曜日行動 日立にとっても原発は重荷

 鳥取県内で1日、原発なくせの金曜日行動が取り組まれました。JR鳥取駅北口、米子市の中国電力米子営業所前で行われました。


 鳥取市では、日立製作所にとっても原発が重荷になっている(※)ことを訴えました。


 ※ 日立が英国で進めている原発は、安全対策費用で建設コストが高騰し、2基で3兆円規模に膨らんでいいます。


 日立は撤退の可能性を示しながら、英国政府と交渉。英国政府は、2兆円超の借り入れを肩代わりするリスクを負う、全額債務保証の方針を決めました。この背景には、政府が全面的にリスクを引き受けない限り、原発建設が進まない現状があります。


 英国では原発が老朽化しています。原発で電力を賄う政策を続ける限り、際限のない出費を続けることになります。これは日本も同様です。また、この事態で、民間にとって原発自体が採算に合わない事業になっていることが露呈しました。


 今こそ、日本政府は原発推進政策をやめ、原発ゼロを決断し、再生可能エネルギー推進政策に大きく転換するときです。