日本共産党の市谷知子鳥取県議は7月10日、豪雨被害に見舞われた鳥取市の吉成南1丁目の被災状況を調査しました。
吉成南1丁目では7日朝、清水川の増水をポンプで大路川に排水する排水機場のポンプ3機がラジエーターの冷却水がなくなって同時に停止したため、清水川が氾濫し住宅地が浸水しました。
バックウオーター(大路川に流れ込む清水川の流れが妨げられ水位が上昇)対策で設けられた排水機場が機能しなくなったため、県の管理責任が問われます。
市谷県議は、浸水が一番ひどかった家屋を訪ね、被災状況を聞きました。
借家している森岡静加さん(45)は、階段を設けて家の敷地をかさ上げしている玄関まで浸水したとして、約90㌢の高さのブロック塀を指し、「この塀の上まで浸水しました。身長150㌢の娘は、胸の下まで水に浸かりました。床まで浸水し、キッチンの床がたわんで敷きかえないといけない」と話しました。案内されたキッチンは床が軟化し、修復が必要でした。
農業被害もあり、農家の男性(88)は、スイカもメロンもトマトもダメになったと嘆きました。