日本共産党東・中部地区委員会と鳥取市議団は7月20日、鳥取市に豪雨被害で申し入れました。伊藤いく子、岩永やす子、角谷敏男の各市議、おぎの正己、金田のぶすけの両市議予定候補が参加、市谷知子県議が同席しました。市側は羽場恭一副市長が応対しました。
伊藤氏らは、避難計画について千代川が決壊したときに2階まで浸水する学校や施設が避難場所になっていると指摘。避難場所の指定や避難ルートを再検討するよう求めました。
さらに、千代川の中洲などに立ち木が繁茂している問題で国に伐採を求める▽千代川と大井手川など千代川の支流で氾濫した問題で堤防のかさ上げ、排水ポンプ・排水ポンプ車の増設▽防災無線が聞き取れなかったため、戸別無線の設置などの対策を取る▽体育館など避難所へのエアコン設置、床に敷くマットの提供▽床下浸水や被害が一戸でも支援対象にする▽毎年農地が被害を受けているため、農地の復旧への自己負担の軽減▽市災害見舞金(上限5万円)の引き上げ▽災害対応できるよう正職員の増員―を求めました。
羽場副市長は「台風被害も想定され、出された問題は検討したい。国にも要望する」と答えました。