【7月15日付】若桜町で豪雨災害視察 稲・白ネギ・家畜など農業被害に補償を

 日本共産党の市谷知子鳥取県議は9日、豪雨被害に見舞われた若桜町の被災状況を調査しました。


 若桜町の国道29号が崖崩れのため一部通行止め(う回路あり)、岩屋堂を起点とした県道72号(兵庫県佐用町を結ぶ)も土砂崩れのため一時通行止めとなり、吉川地区が一時孤立しました。県道72号は、いたるところが護岸を削られる被害を受けています。


 岩屋堂では6日から7日にかけて吉川川が氾濫し、八東川との合流地点が浸水しました。近くに住む男性は「激流が堤防のぎりぎりのところまで来ました。稲が水没して全滅の水田もある」と語りました。


 一時孤立した吉川地区では、集落上手の町道が水道管ごと護岸をえぐられ、完全に崩落していました。地区住民は「断水を早く直してほしい」「白ネギが浸水で全滅したと思う」と話していました。


 集落下手の県道72号沿いにある豚舎は、裏山が崩れて一部損壊し、水没しました。養豚を営む夫妻は「豚の体調が悪い。土砂崩れをなんとかしてほしい」とのべました。


 市谷県議は「今日、県に要望するので伝えたい」と応じました。