【7月29日付】鳥取県に豪雨災害で第3次申入れ 鳥獣対策電気柵への支援を

 日本共産党鳥取県議団は7月19日、県に豪雨被害に対する第3次の申し入れをしました。市谷知子県議団長、八頭町の川西聡町議が農業被害などについて井上靖朗総務部長に要望しました。


 八東川が八頭町用呂、下手の2カ所の左岸で決壊し、水田の鹿対策の電気柵が流されました。


 水田の所有者が八頭町に相談したところ、鳥獣被害対策の被害は国補助の対象にならないと言われ、鹿の食害に悩まされています。相談を受けた川西氏は、写真を示しながら復旧への支援を求めました。


 井上部長は、護岸の復旧事業は国補助の対象になるが、電気柵は新設、復旧に災害対策以外の支援があるので鳥獣対策センターに相談してほしいと答えました。


 市谷氏は、避難所になっている体育館にエアコンがなく、避難者が熱中症になる危険があるとして対応を求めました。


 井上部長は「広島、岡山では国が移動式エアコンを提供している。移動式なら可能だ」とのべました。


 市谷県議は、国補助の対象にならない40万円以下の農地被害への支援、泥出しなど障害者、高齢者の復旧作業への支援、堤の補強などを要望しました。