【7月8日付】鳥取・米子市で金曜日行動 県民の安全に責任を果たすのは知事の責務

 鳥取県内で6月29日、原発なくせの金曜日行動が取り組まれました。

 

JR鳥取駅北口、米子市の中国電力米子営業所前で行われました。


 鳥取市では、原発をなくす香川の会が19日に浜田恵造知事に対し、伊方原発3号機を再稼働せず、廃炉にすることを四国電力に働きかけるよう申し入れたことを紹介し(※)、浜田知事の「エネルギー政策は国において決定すべき」との態度を批判しました。


 ※ 申し入れでは、3号機の9月末までの運転差し止めを命じた広島高裁決定や野党4党が国会に共同提出した原発ゼロ基本法案などを受け、再考を促しました。また、中央構造線の地震で原発事故が起こった場合の瀬戸内海、香川県への影響に想像を働かすよう求めました。


 日本共産党の樫昭二県議は「県民の命を守る立場から、四国電力に対し、伊方原発を廃炉にするよう求めることを、知事が英断を下すべきだ」と迫りました。


 民青同盟の秋山時貞委員長は「福島原発事故以降、再稼働をとめてほしいという声は大きくなっている。これからの日本に何を残すべきか、ちゃんと応えるべきだ」と訴えました。
 応対した危機管理課長は明言を避けました。