【9月9日付】共産党が知事に9月補正予算要望 災害復旧事業の柔軟な活用をと知事

日本共産党鳥取県議団は8月22日、県庁に平井伸治知事を訪ね、9月補正予算案について要望しました。


 市谷知子県議は国への要望として、林道、農地・農業用施設の復旧工事費40万円未満も災害復旧事業の対象とする▽災害対応の特別交付税措置の増額―をあげました。


 さらに、県の農林基盤整備交付金は県負担割合を増やして自己負担を減らし、林道・作業道も対象にする▽県被災者住宅再建支援制度は1世帯から適用し、床下浸水でも対象にする▽決壊した千代川の大口堰の本格復旧工事▽排水ポンプ車の増設▽保育士の処遇改善▽稚貝放流補助を2分の1に戻す―ことを求めました。


 平井知事は「使いやすいように制度の運用を検討したい。大口堰は、今は仮工事で本格復旧工事をする。排水ポンプ車は新たに導入したい」と答えました。


 市谷氏はまた、鳥取市の小学校教室へのエアコン設置が1・6%しかないことを指摘し、改善を求め、山本仁志教育長は「鳥取市は現在、優先順位を検討しているところだ」と答えました。


 錦織陽子県議は、歯科検診で要受診の児童・生徒の実態調査とUD(車いす利用)タクシーに電動車いすでも乗れるよう求めました。