【9月16日付】鳥取市で国賠同盟中国ブロック会議 先人の闘い受け継ぎ憲法守ろう

 治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟は2、3の両日、鳥取市で中国ブロック会議を開きました。


 中央本部の増本一彦会長が基調報告し、戦前の治安維持法犠牲者らが命がけで戦争に反対し、国民主権、言論、宗教、思想の自由、基本的人権尊重などの日本国憲法の礎を築いたことを紹介。「憲法9条があるから反基地闘争、反原発のたたかいができる。9条が自民党改憲案に変えられたら、すでに成立した弾圧法で取り締まられる」と指摘し、先人たちの闘いを引き継ぎ、改憲を発議させない闘いを呼びかけました。


 県本部の保田睦美会長は、童謡「赤とんぼ」作詞者の三木露風の母、碧川かたが鳥取市出身で、「娼婦」廃止の運動に参加し、「婦人参政同盟」を結成するなど、女性解放運動の先駆けとなったことを紹介しました。


 元日本共産党市議の伊藤昭二氏が記念講演し、党衆院議員を務めた故米原昶氏(鳥取県智頭町出身)の生涯について語りました。


 市谷知子県議が来賓あいさつしました。