【1月20日付】共産党鳥取県議団の抜群の発言力 発言制限は議会の自殺行為

 県議選が4月に迫るなか、日本共産党県議団の発言数と発言力が抜群であることが、市谷とも子県議の調べでわかりました。


 今期4年間の発言数は、鳥取市区で市谷氏49回、銀杏泰利氏17回、副浜隆宏氏16回、坂野経三郎、浜辺義孝の両氏14回、島谷龍司氏13回、前田八寿彦氏12回、中島規夫、浜崎晋一の両氏11回、藤縄喜和氏・副議長4回、山口享氏1回、木村和久氏・故人―でした。


 米子市区では、錦織陽子氏49回、沢紀男、浜田妙子、森雅幹の各氏15回、内田隆嗣、野坂道明の両氏14回、松田正12回、稲田寿久・議長、斉木正一・議長―でした。共産党議員の発言回数は断トツです。


 前期は、単独で設けられた質疑の時間15分が削除され、一人につき認められた一般質問・質疑の時間30分を25分に短縮しました。前期は、答弁に時間制限がありませんでしたが、今期は、一般質問・質疑と答弁を合わせた総時間が75分とされました。共産党は反対しましたが、議会運営委員会で決められてしまいました。


 総時間が決められたもとで答弁が長引き、一般質問・質疑の時間が25分より短くなるという現象が起きています。県が答弁を長引かせ、質問時間を奪うことが可能です。


 議会が議員の発言時間を制限するのは、県民の参政権を制限する議会の自殺行為です。


 他会派の議員は、国政について知事の姿勢をただす質問や福祉充実を求める質問、陳情・請願に対する討論をほとんどしていません。県民の声を届け、県政をただす共産党の果たす役割は大変重要です。