【1月20日付】鳥取市で共産党と後援会が新春のつどい 中林参院選挙区候補があいさつ

 鳥取市で12日、日本共産党と後援会の「新春のつどい」が開かれました。中林よし子参院鳥取・島根選挙区予定候補、市谷とも子県議らが決意を表明しました。


 参院選挙区への立候補を取り下げた福住英行氏は「党候補を野党の統一候補に押し上げるためにバトンタッチした。本気の野党共闘を実現し、安倍政権与党を少数に追い込み、消費税増税ストップ、憲法改悪阻止、原発ゼロを実現したい」と訴えました。


 中林氏は福住氏に感謝をのべ、「彼と彼を応援したみなさんの思いを心に刻み、野党統一候補となって1人区で必ず勝ちぬく」と決意を表明しました。


 市谷氏は、子ども医療費助成の18歳までの拡大、小中学校の全教室へのエアコン設置、高校生の通学費補助(検討中)など実績を報告。県中部地震では一部損壊への支援を復活させ、県民が力を合わせれば政治を変えられると実感したとのべました。


 「年金が下がって食費を切り詰めている。死ねということか」などの切実な声を紹介し、消費税10%増税に反対しました。


 社会保障を良くすると言いって庶民に増税を押しつける一方で、年金の削減、医療保険の負担増、生活保護の給付減▽米軍のF35戦闘機147機に6兆円超、イージスアショアに6000億円、美保基地に空中給油機配備▽大企業には4兆円の減税―と米国と大企業には大判振る舞いだと批判しました。


 平井知事は国の悪政(憲法改悪、消費税増税、コメの戸別所得補償や種子法の廃止、入管法や漁業法の改悪、原発稼働・再稼働、TPPなど)に反対せず、無駄遣い(韓国のDBSクルーズのための100億円の港整備、ソウル便と香港便に年間1億6000万円支援、鳥取空港賀露道路に6億円など)を続け、県民の福祉(障害者医療の有料化で2億円の負担増、かちみ園の売却、18歳まで子どもの医療費は2・7億円に無料化可能など)はないがしろにしている―と指摘しました。


 県議選で躍進し、「安倍政治ノー、消費税増税ノーの審判を下そう。安倍政治いいなり、無駄遣いを続け、県民に負担押し付けの平井県政を切り換えよう」と呼びかけました。


 仁比そうへい参院議員と立憲民主、国民民主、社民、新社会の県内4野党からメッセージが寄せられました。


 鳥取市議団の伊藤幾子団長、初当選した金田靖典、荻野正己の各市議があいさつをしました。


 伊藤団長は、「史上初の4議席が実現できた」と支援に感謝し、交渉会派として代表質問、全ての常任委員会、議会運営委員会で力を発揮し、市民要求実現のために力を尽くしたいと語りました。