【3月17日付】鳥取商工会議所と中林候補懇談 消費税の問題点を声を大にして訴えて

 日本共産党の中林よし子参院鳥取・島根選挙区予定候補は3月7日、鳥取市の鳥取商工会議所を訪れ、大谷芳徳専務、林浩志事務局長と懇談しました。塚田成幸東・中部地区委員長が同席しました。


 中林氏は、経済状況や消費税増税について要望を聞かせてほしいと切り出しました。


 大谷専務は、消費税増税に伴うインボイス(適格請求書)導入で免税業者が取引から排除され、倒産・廃業が広がると、鳥取の地域経済は立ち行かなくなると懸念を表明。「おかしいと声を上げていただくのはありがたい。少しでもいい方向に変えてほしい」と求めました。


 また、「東京一極集中で若者の仕事がなく、大学進学を機に県外に出て3割しか帰って来ない。サービス業や農業、製造業も人手不足だ」と指摘。最低賃金に近い時給の仕事が多いとのべました。


 中林氏は党として、最賃をまずは全国どこでも時給1000円に引き上げ、全国一律の制度にするよう提案しているとのべ、海士町の仕事興しの事例を紹介しました。


 次に鳥取民商を訪問し、浜野弘典事務局長と懇談。浜野氏は、会員には一人親方が多く、軽減税率とインボイスには対策の取りようがないと話しました。