【3月3日付】若桜町長と中林候補が懇談 町民の交通手段確保に努力

 日本共産党の中林よし子参院鳥取・島根選挙区予定候補は2月20日、若桜町を訪れ、矢部康樹町長と懇談しました。中尾理明町議が同席しました。


 中林氏は、若桜町が町をあげて若桜鉄道を維持してきたことに敬意を表し、JR三江線が廃止されたことは非常に残念だとのべました。


 矢部町長は、政府が鉄道を公共交通機関にふさわしい位置付けをしないで、JR任せにしていると指摘。中林氏は、JR西日本は赤字路線を容赦なく切り捨てると応えました。


 矢部町長は、バス会社に委託して100円バスを走らせているが、バス路線の維持が困難になっているとして、「琴浦町では6000万円を支援していたバス会社が撤退し、運送会社に1億2000万円を出して町営バスを運行することになった」と紹介しました。


 さらに、特区申請して町民の手による「タクシー」の運行を考えているとのべ、支援を訴えました。


 オスプレイが今月5、6の両日、若桜町の上空を飛んだことについて、矢部町長は「なぜオスプレイが飛ぶのか答えをいただいていない」として、米軍低空飛行を中止するように県を通じて国に要請しているとのべました。


 また、若桜町には日本一のニホンジカの食肉加工施設があることを紹介しました。