【4月21日付】大平前衆院議員が党議候補を応援 住み続けられる町に

 日本共産党の大平喜信前衆院議員は11日、鳥取県日南、日野両町で街頭演説し、16日告示の両町議選の党予定候補を応援しました。


 日南町は現職の久代安敏候補と新人の岡本健三候補が1増の2議席に挑戦。日野町は現職の佐々木求候補が現有1議席確保をめざします。


 大平氏は、桜田五輪相が被災地の復興より自民党議員が大事だと暴言を吐いて辞任、塚田国土交通副大臣が「そんたく発言」で辞任するなど、安倍政権の私物化政治を批判。国に農林業を基幹産業に位置づけさせ、中山間地域の復興をと訴えました。


 岡本予定候補は「仕事がなくて若者が出て行くと言うが、林業も農業も仕事はたくさんある。問題は収入が低すぎることだ」として、所得補償、子育て支援で若者が住める日南町にしたいと語りました。


 日野町は県西部地震(2000年)の後、財政健全化団体に転落し、人員削減などを余儀なくされました。


 佐々木予定候補は「町民と町職員の努力で町財政、国保、日野病院の三つとも黒字化する奇跡の回復ができた。今後も安心して住み続けられるよう最善を尽くしたい」と訴えました。大平氏は、佐々木候補は日野病院議会特別委員会の委員長を務めるなど職責を果たしてきたと紹介しました。