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2019年原水爆禁止国民平和大行進(富山―広島コース)が10日、鳥取県岩美町を出発しました。出発式の後、岩美駅周辺を戸別訪問し、「ヒバクシャ国際署名」に取り組み、約50人分の署名が寄せられました。
通し行進者は山田太枝さん(73)=東京都世田谷区原水協=です。2016年には北海道―東京コース、17年には宮崎―長崎コースを歩きました。
岩美町役場で歓迎式が開かれ、町長不在のため、代わって村島一美総務課長が出迎えました。
村島課長は「暑い中ご苦労さまです。核兵器廃絶を訴えて広島まで行進されると聞いております。一緒に核兵器のない世の中にしていきましょう」とあいさつしました。
行進団を代表して通し行進者の山田さんが「ご当地にはサンダーズホームの孤児たちが夏休みにすごした澤田美喜さんの夫、廉三さんの別荘があると教えていただきました。自治体のみなさんには、ぜひ、日本政府に対し、核兵器禁止条約に参加するよう声を上げてほしい」とあいさつしました。
行進団はこの日、岩美町の街中を行進。20日までの11日間、県内を行進し、島根県側に引き継ぎます。