【8月11日付】民青県委員会が労働局と懇談 学生アルバイトは労働局に相談を

 日本民主青年同盟県委員会の岩永陽委員長らは7月25日、鳥取労働局に学生アルバイトの実態調査の結果を報告し、懇談しました。


 民青は4月から7月まで、県内の大学生を対象にアルバイトについてアンケートを行い、25人から回答を得ました。


 民青の川西聡太郎さん(29)が調査結果について「トイレ掃除の時間が労働時間に入らない」「(会社から指導されて)タイムカードを操作して残業がなかったことにしている」「辞めさせてくれない」などの実態を報告しました。


 その上で、長時間労働の規制と賃上げ▽労働時間の管理・記録の徹底と残業代の不払いをなくす▽学業を全うするために過酷な労働を課さない▽勤労者の権利の周知徹底―を企業に指導するよう求めました。


 担当職員は「労働局としても県下の大学・短大などに出向いてアルバイトのトラブル対応や労働法制について講義をしたり、夜間のホットライン電話などの相談態勢をとっている。相談しにくいとの声もあり、今回いただいたアンケートをもとに、学生や事業者に周知徹底し、今後の労働行政に生かしていきたい」と答えました。