【5月12日付】鳥取市でアースデイ空山 身近な生活から考える環境問題

 鳥取市の空山ポニー牧場で4月21日、「アースデイ空山」が開かれました。アースデイは市民が地球環境を考える世界最大級の祭典です。空山での開催は今年で12回目。


 実行委員長の中村瑠美さん(33)は「地球温暖化防止や身近な暮らし、食について考えてほしい。出店者と語り合って環境のために一歩行動に出てほしい」と話しました。


 市民エネルギーとっとりは、パワーシフト(中国電力から再生エネへの切り替え)の相談会。田村真弓さん(59)は「原発や石炭火力中心の電力から、再生エネ中心の鳥取市民電力などに電力会社を代えることで脱原発・炭素化、再生エネ普及が進みます。市民エネルギーとして次は水力発電に挑みたい」と話しました。


 和田康平さん(32)は、親子連れも参加する皮むき間伐を主宰しています。「皮をむいて1~1年半放置すると重さが3分の1になり、人力で搬出できます。重機も作業道も要らず、環境に優しい間伐です。山主から間伐材をもらって製材・加工して床材や壁材、家具にして売ります」と語りました。


 鳥取県地球温暖化防止活動センターは、ソーラークッキングを実演しました。