【6月2日付】鳥取市で大平前衆院議員が訴え 消費税増税は中止し別の道を

 日本共産党の大平喜信前衆院議員は17日、市谷知子県議と一緒に鳥取市内を街頭演説しました。


 大平氏は、暮らしに希望を取り戻そうと呼びかけ、10月からの消費税10%への増税中止を訴えました。


 消費税に頼らない別の道があるとして、大企業に中小企業並みに課税して4兆円、証券税制などを見直して3兆円の財源がつくれると指摘。さらに、兵器の「爆買い」など無駄な軍事費を削って、暮らしと福祉に回せば、暮らしに希望を取り戻せると強調しました。


 維新の会の国会議員が北方4島を戦争で取り戻すべきだと発言したことを挙げ、「まさにここに9条改憲の本質がある」とのべ、9条に自衛隊を書き込めば、無制限の武力行使が可能になると指摘。戦争する国づくりをやめさせるため、憲法を守り、平和を守ろうと呼びかけました。


 中林よし子参院鳥取・島根選挙区予定候補を統一候補に押し上げ、参院選での市民と野党の共闘勝利、共産党躍進で安倍政権を退陣に追い込もうと訴えました。


 年金者裁判のアピール集会に参加し、「憲法違反の年金減額に反対して裁判闘争する皆さんと連帯してたたかいたい」と挨拶しました。