【10月13日付】鳥取県母親大会 基地も原発もない日本へ

 鳥取県母親大会(同実行委員会主催)が9月29日、琴浦町で開かれ、約130人が参加しました。


 全体会では、沖縄・辺野古で米軍新基地建設反対の活動を続けるシンガー・ソングライターの川口真由美さんのコンサートが行われ、川口さんがたたかいを励ます歌や語りで場を盛り上げ、各分野から活動報告がありました。


 分科会は、▽年金・介護など暮らし▽「働き方改革」▽原発▽食の安全▽美保基地から平和を考える▽激戦地ビルマ(現ミャンマー)の記念館見学会の6分科会が開かれました。


 原発問題の分科会では、「えねみら・とっとり」の山中幸子共同代表が、中国電力島根原発(松江市)2号機の再稼働、3号機の新規稼働の中止を求める活動を報告。東京電力の元経営陣3人の福島原発事故における業務上過失致死傷の刑事裁判での東京地裁の「無罪」判決に対し、控訴を求める署名が取り組まれました。


 鳥取の保育を考える会の石井由加利会長は、10月からの幼児教育・保育の「無償化」に伴って実費負担を求められる給食副食費を県内の自治体が無償にすると紹介しました。