【10月13日付】鳥取県金曜行動 逃げるなと国民に命令する国

 鳥取市のJR鳥取駅前と米子市の中国電力米子営業所前で4日、脱原発金曜日行動が取り組まれました。


 鳥取市では、福島第2原発全4基の廃炉に約4100億円(解体に2822億円、使用済み核燃料の処理に1276億円)を見込むが、核燃料貯蔵施設の建設費は含まれず、費用はさらに膨らむと訴えました。


 9月27日は、東京高裁で行われた17日の群馬訴訟の控訴審第7回口頭弁論での国の暴言を批判しました。


 国は、「自主避難者」の損害発生は「(現在その地域に住む)住民の心情を害し、我が国の国土に対する不当な評価となるもので容認できない」と陳述。放射線量の安全基準が1から20㍉シーベルトに緩められたもとで、不安になって避難するのは当然だと指摘。国に従わない者は「加害者」だと、加害者の国が被害者を「加害者」として描き、弾圧するものだと批判しました。