【11月17日付】鳥取県で松葉ガニ初競り 過去最高1匹500万円

日本海の冬の味覚、ズワイガニの初競りが7日、鳥取市の鳥取港で行われました。ブランドの五輝星(いつきぼし、1・2㌔以上で色合い、身詰まりが良い)が5匹揚がり、県内では過去最高の1匹500万円の値が付きました。網代港で8匹、境港で5匹の合計18匹が揚がりました。


 ズワイガニ漁は6日に解禁。沖合底引き漁船が合わせて24隻出港。鳥取港に5隻、網代港に6隻、境港に11隻が入港し、山陰沖の松葉ガニ(ズワイガニ雄)と親ガニ(雌)が水揚げされました。


 ズワイガニの生息数が3分の2に減少すると予測されており、隠岐諸島の海域に保護区を設けて資源管理に取り組んでいます。鳥取県のTAC(漁獲可能量)は870㌧です。


 漁期は松葉ガニが来年3月20日まで、雌の親ガニは12月31日まで、若松葉(わかまつば)ガニは来年2月1日から2月末までです。