【10月13日付】鳥取県宗平協が発足 改憲ノー・核兵器廃絶・原発再稼働反対

 鳥取県で4日、県内の宗教者らが県宗教者平和協議会を結成しました。北栄町で開かれた結成総会では、憲法9条擁護、核兵器廃絶、原発再稼働反対を訴えた結成アピールを採択しました。


 会員は20人で、宗教・宗派は仏教の浄土真宗本願寺派、同大谷派、曹洞宗の住職・檀信徒、キリスト教の日本基督教団、日本聖公会、バプテスト教会の牧師・信徒、カトリックの信徒、神道の金光教の教会長、生長の家の会員です。


 総会では、日本宗平協の荒川庸生代表理事があいさつし、宗平協の歴史と運動について紹介。「心の外の平和がなければ、心の内の平和もない」として、世界平和のために行動することを世界の宗教者に呼びかけ、日本国憲法改悪反対、核兵器廃絶、ベトナム戦争反対の運動をしてきたと報告しました。


 渡辺大修氏(曹洞宗)が経過報告し、真壁紹範氏(同)が福島県で3月11日に行われた「祈りの集い」について報告。両氏を含む4人が世話人に選ばれました。


 総会に先だって、戦前に戦争反対を訴えて逮捕された竹中彰元(大谷派)をモデルとした映画「明日へ 戦争は罪悪である」が上映されました。