【12月29日付】鳥取市で辰巳孝太郎前参院議員集い 市民と野党の共闘勝利が希望

日本共産党鳥取県委員会と民青県委員会は昨年12月20日夜、辰巳孝太郎前参院議員を迎えて鳥取市で「コータローと夢(みらい)を語るつどい」を開きました。岡田正和衆院鳥取1区予定候補もあいさつしました。


 グループ討論と全体の質疑があり、辰巳氏は青年のグループに参加。介護職の20代の男性は「職場環境が厳しい。政治が変わらないとよくならないが、何年待てばいいのか。希望はどこにあるのか」と質問しました。


 辰巳氏は「市民と野党の共闘」が希望だと強調。国政選挙での野党共闘の勝利、共産党の躍進で、安倍政権を倒して野党連合政権を誕生させることが、国民を救う道だと力説しました。


 辰巳氏は「安倍政権は社会保障のためだと消費税を増税してきたが、10%にしたとたん、医療・介護の負担増の方針を示した」と批判。大企業、大金持ちの減税に消費税が使われてきたとの国民の認識は浸透してきているとして、「消費税を5%に。大企業、大金持ちにこそ応分の負担をの声を広げよう」と呼びかけました。


 参加者からMMT(現代貨幣)理論、維新の会、桜疑惑、気候変動問題などについて質問が出ました。辰巳氏はMMT理論について「今でも赤字国債を大量に発行しているが賃金が上がらず、大企業が貯め込んでいる。重要なことは、内部留保を社会に還流させ、賃金を上げる政策だ」と強調しました。


 「桜を見る会」前夜祭でのホテル側の領収書が見つからない問題に対し、安倍首相が作り話をねつ造した可能性があるとのべました。