【12月15日付】米子市で4野党合同街頭アピール 安倍首相の桜疑惑逃げ切りは許さない

 鳥取県の日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の4党は9日、安倍首相の「桜疑惑逃げ切り」を許してはならないと、米子市で4野党合同街頭アピールを行いました。


 日本共産党の錦織陽子前県議の司会で、岡村英治市議、国民民主県連副代表の湯原俊二元衆院議員、立憲民主党県連幹事長の森雅幹県議、社民党県連代表の松本熙(ひろし)境港市議が訴えました。


 岡村氏は、「桜を見る会」で地元有権者を無料で飲食させたのは事実上の買収で公選法に触れると指摘し、高級ホテルでの前夜祭の会費も破格の安さで贈収賄も問われると強調。ジャパンライフの会長を招待し、詐欺商法で大儲けさせた責任は重大だと批判し、市民と野党の共闘で安倍政権を倒そうと呼びかけました。


 湯原氏は、公文書は民主主義の根幹だとして、「森友・加計、イラク日報、桜を見る会など、問題が起こる度に安倍政権は公文書を改ざん、隠ぺい、廃棄してきた。これでは後世に渡って事実をチェックできない」と指摘し、民主主義を守らない安倍政権を替えようと呼びかけました。


 森氏は「税金を使って安倍首相のための政治が行われている。ウソを隠すためにウソで上塗りをしている」とのべ、安倍政権を倒し、国民のための政治を取り戻そうと訴えました。


 松本氏は「安倍首相は道徳が大切だと説くが、自分は人の道に外れたことをしている」と批判しました。