【6月14日付】有権者の中でポストコロナが話題に

“ポストコロナ”“中国が不安”
 私は、昨年より衆議院鳥取一区予定候補として活動している岡田正和です。私自身、コロナ危機が深刻になるもとで、自営業者から「売上が約3割減ったが、国の持続化給付金の対象に入らず困った」などの声を聴き、日本共産党県委員会が行った鳥取県との懇談などで紹介したりしました。


 5月は、緊急事態宣言が解除されるもとで、有権者の方とコロナ問題での不安や困ったことなどの聞き取り対話としんぶん赤旗の拡大へ出かけました。


 改定綱領の生命力が明らかになる2つの印象的な出来事がありました。


 一つは、90代の女性は「息子と日本や世界はコロナ後どんな社会になっていくのかと話し、以前、鹿はほとんど出てこなかったのに、自然環境が変わり、里まで出てきて田んぼの稲を食べられて大変。未来に不安を感じています」とポストコロナや利潤第一主義の社会について考えていると話され、「利潤第一主義の資本主義が行き過ぎた乱開発やエネルギーの浪費で気候変動がこり、コロナウイルスなどの未知のウイルスとの境界線がなくなり瞬時に広がりました。この行き過ぎた資本主義をコロナ後の世界は見直していくことになります」と話すと「そうならないと困ります」と言われたこと。


 二つは、しんぶん赤旗の見本紙を初めて読んだという女性は「中国は世界を自分たちのものと思っているみたいですね。あの人権蹂躙や領土拡張の態度はゆるせません」と話され、「綱領改定で中国の覇権主義な行いや人権を軽視する態度は社会主義とは相いれないということで社会主義への探求を開始した国というところを削除したんです」と話し、「それはよかった」と言われたことです。


 新自由主義的なグローバル経済の広がりなかで、コロナ危機が襲い、新型コロナウイルス感染が世界中に広がりました。利潤第一主義の経済の中で、気候変動と根を一にする乱開発などによって、森の奥深くに潜んでいた未知のウイルスと人との境界線がなくなり、瞬時に世界中に拡散されてしまう「資本主義経済のあり方」「台頭してきた中国への不安」とともに今ほど「日本共産党が綱領で示している未来社会への展望」はポストコロナや中国への不安に響くときはないと感じています。改定された綱領の中身をみなさんと語りながら、私自身が堪能していきたいと感じています。