【7月19日付】智頭町・八頭町と国民大平和行進懇談 唯一の被爆国の首長として取り組みたい

 行進団は13日、智頭町の金児英夫町長と大河原昭洋議長、八頭町の吉田英人町長と岩見一郎副町長と各役場を訪れ、懇談しました。


 行進団は、ペナントの寄贈、原爆パネル展・映画上映会の開催、「ヒバクシャ国際署名」の推進への協力を呼びかけました。


 金児町長は「被爆を体験したのは日本だけで、日本が発信することが大事です。その自治体の一員としてできる限りのことはさせていただきたい」と答え。「戦争は人類を不幸にするだけです。子どもたちの中に平和への思いを育てていきたい」と語り、署名は役場内を回覧で回すと述べました。


 核兵器禁止条約の批准を政府に求める意見書について、大河原議長は、祖父をインパール作戦で亡くしたとして、「戦争は2度と起こしてはならない。町長と話し合いながら、皆さんの思いに応えたい」と話しました。


 吉田町長は「原爆展を開きたいのでパネルを貸してほしい。平和な世界は町民の願いでもあり、戦争も原爆も2度と繰り返さないよう、皆さんと一緒に取り組みたい」と話しました。


 日本共産党の川西聡町議も同席しました。