【8月2日付】鳥取市で金曜行動 再エネで豊かな地域経済を

 鳥取県では7月19日、JR鳥取駅北口前と中国電力米子営業所前で金曜行動が取り組まれました。


 鳥取市では、えねみら・とっとりの山中幸子共同代表が、適合性審査が今年度中に通る見通しの島根原発2号機について懸念を表明しました。


 山中さんは原発について、▽一度過酷事故が起きれば取り返しがつかない▽高レベル放射性廃棄物の処理する場所がない▽管理する期間が10万年以上かかる▽使用済み核燃料を入れるプールに空きがなくなり、乾式貯蔵施設を建設して保管することになり、敷地内から出せていない▽中電は事故が起きても1200億円までしか賠償できないが、福島原発事故の処理・賠償費用は20兆円を超える▽事故の処理・賠償費用を原発とは無縁の新電力を含めて電気料金に上乗せしている▽原発の発電コスト(建設費の高騰などで1kW10円からどんどん高騰)は再エネ(太陽光で同10円からどんどん下落)より高く、電気料金を押し上げている▽原発の発電量を確保するために再エネが普及しない(給電が消費電力を上回ると原発より先に出力抑制を受ける)▽原発の定期点検中は、火力発電で代替するので大規模な火力発電が欠かせないーと指摘しました。